便利で快適な暮らしを演出する!座卓の使い方を詳しくご紹介

和室に置くテーブルの代表格に座卓があります。古くから日本で親しまれている和家具の一つで、さまざまな素材や形状があり、見た目だけではない機能的なローテーブルです。

また、座卓は老若男女問わず、人気のインテリアアイテムとして使われています。なぜなら、和室がない住まいの方でも座卓を取り入れることで快適な暮らしができるからです。

では、一体どのように座卓を使えば、暮らしが快適になるのでしょうか。今回の記事では、座卓の種類から使い方まで詳しく解説します。

座卓の種類

ひとことで座卓といっても、素材や色、テーブルの形など、さまざまな種類があります。ここでは、座卓の種類について詳しく紹介します。

素材によって異なる印象

座卓にはさまざまな材料が使われており、ケヤキや天然木などの木材は、木の温もりや安らぎを味わえます。ほかにも、耐水性に優れ、天板の表面にキズが付きにくいメラミン化粧板のようなプラスチック材が用いられた座卓は、スタイリッシュな印象を感じられるでしょう。

 

さらに、スライスした良質の木材を合板に貼り合わせた化粧板は、使い続けていくことで木目の深みを楽しめます。なかでも、温かみのある空間を演出してくれる天然木は和家具でも多く使われています。このように、座卓は生活に溶け込みながら、古くから日本で親しまれているのです。

色々な形がある

座卓には、円形や正方形、長方形とさまざまな形があり、デザインによって特徴が異なります。たとえば、ちゃぶ台のような円形は角がないため、小さな子どもがいても安心して使えるデザインです。また、座卓の高さもさほど高くはないので、万が一座卓の上に立ってしまい転落しても、けがの心配は少ないでしょう。

 

ほかにも、お稽古などで使われる折り畳みタイプの長方形や、コタツの機能を備えた正方形のコンパクトタイプなどがあります。

 

座卓の脚も、折脚やネジ式といった金属部品を使ったものから、固定脚や打ち込み式など、目的に合うようにさまざまな形があります。このように、座卓は見た目だけではない機能性も兼ね備えているのです。

座卓の選び方

座卓にはたくさんの種類があります。どのようなものを選ぶと快適に暮らしていけるのでしょうか。目的や用途、人数や家族構成によって選ぶことも大切ですが、ここでは、座卓の選び方についてインテリア面に焦点を当てて紹介します。

インテリアに合わせて選ぶ

さまざまな種類の素材や形がある座卓は、色や木目などを目で楽しめる家具として使えます。部屋のインテリアに合わせて選ぶことで、モダンな雰囲気づくりやレトロ調のおしゃれな空間を演出できるからです。

 

フローリングに置いた和家具の座卓でも、ラグや座布団などのアイテムと合わせて使うことで、違和感なく空間に溶け込むでしょう。今の暮らしのインテリアに合わせて選び、ほかの小物などを取り入れることで、生活必需品として使える座卓を選べるのです。

便利な座卓の使い方

インテリアとして注目されている座卓ですが、使い方次第では便利アイテムとしても活躍できます。ここでは、便利な座卓の使い方を紹介します。

使わない時は壁に立てかけて場所を有効活用

座卓を使わない時や掃除をする際は、壁に立てかけることで空間を広々と使えます。脚が折りたためるタイプは収納場所を用意しておけば、必要な時だけ使うことができるので、常にスッキリとした暮らしができるでしょう。

細長い座卓はベンチ代わりにも使える

座卓はテーブルとしてはもちろんですが、細長いタイプは腰掛けやベンチとしても使えます。天然木などが使われている座卓も多く、テーブルとして使わなくなっても、ベンチとして活躍できるのです。玄関などに置くと、座ったまま靴を履けるので腰に負担をかけないでしょう。

子ども用の豆イスを用意してキッズデスクとして

小さい子どもがいる家庭では、キッズチェアや子ども用の豆イスがあると、座卓をキッズデスクとして使えます。

さらに、小学生くらいからは、正座の状態で机がわりに座卓を使えます。

 

子ども用の学習机がなくても、リビングや和室などにある座卓で、子どもが安心して使えるテーブルとして活用できるでしょう。

まとめ

和家具として使われている座卓ですが、和室のない住宅にもダイニングテーブルとして多く取り入れられています。座卓は、椅子を使わずに使用する人数を変えられるなど、機能性に優れているためです。さらに、天然木などの長く使える素材が使われていることから、代々受け継ぐ家具としても注目されています。

 

もしも、手元に座卓があり、「修理が必要な古い家具だから」、「洋風の部屋に合わないから」といった理由で使わないのであれば、一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

「小林宝林堂」では、お客様にご満足いただけるよう、職人の技術によって座卓を生まれ変わらせるサービスを提供しております。座卓以外に漆器や和家具などについての修理も可能ですので、いつでもお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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