和家具を中古で購入する際のポイントや注意点について！詳しくご紹介

中古の和家具を手に入れる場所

中古で購入するとなった場合に、どこで和家具を手に入れることが可能なのかが気になるのではないでしょうか。どこにでもあるものではありませんので、取り扱いしていそうなお店でなければなりません。代表的な入手先としては以下が挙げられます。

インターネットショッピング

インターネット経由で購入することが可能です。世界中のショップにアクセスが可能ですので、実店舗で探すよりも効率的な面もあります。また、遠方のお店の商品を購入することも可能であるということもメリットではないでしょうか。

 

ただし、実店舗では販売しているにもかかわらず、ネットショップでは取り扱っていない商品も多くなっています。あくまでも参考程度にチェックしてみて、掘り出し物があれば購入するというのが最も賢い活用方法ではないでしょうか。

高級家具店

和家具は高級家具に分類されるものですので、実店舗での購入ということであれば真っ先に高級家具店へと足を運びましょう。まずはそこでどのような商品があるのかを確認したり、わからないことや確認したいことがあれば店員の方に聞いてみたりすることも可能です。値段と商品の折り合いが付けばその場で購入可能ですし、定期的に足を運ぶことによってラインナップに変更がある可能性も考えられます。お手入れの方法なども経験豊富な店員の方なら詳しいので、アフターフォローの面も考えるとおすすめです。

リサイクルショップ

リサイクルショップでも和家具の取り扱いがある場合もあります。煩雑に並べられているなかから探すのは少し大変かもしれませんが、状態の割に安い価格である傾向もありますので、思わぬ掘り出し物と巡り合うことができるかもしれません。できるだけ安価でそれなりのものでもいいという方にはおすすめです。ただし、一切の取り扱いがない可能性もありますし、かなり状態が悪いこともあるため注意しましょう。

中古のメリット・デメリット

中古での購入によるメリットとデメリットがそれぞれあります。新品を購入するという手段ではなくあえて中古を選択される場合に、いま一度認識するようにしましょう。

メリット

和家具を中古で購入することのメリットとしては、安価であるということがまず挙げられます。状態次第では新古品のようにほとんど新品というものもありますが、それでも新品状態より価格は安くなります。予算の関係で少しでも安価で購入したいという方にとってはまさにベストな手段といえるでしょう。

 

また、中古であるがゆえの味というものも確かに存在します。一度人の手にわたって使用されなければ出せない深さを楽しめるという方におすすめです。すでに新品を手に入れることができない和家具の場合ですと、手に入れる手段は中古のみとなります。当時販売されていたが現在は生産終了している特定の和家具を探す方は、中古であれば手に入れることが可能となります。

デメリット

中古ですので、少なからず一度は人の手にわたっているということになります。新品との決定的な違いはそこにあります。まっさらな状態がいいという方にとっては中古というのは選択肢にはならないかもしれません。また、妥協しなければならない点もあります。傷やへこみなど、使用感が残っていることが多いためそれらを気にされる方にはデメリットになります。

中古を購入する際の注意点

中古品の和家具を購入する際ですが、以下の点に注意しましょう。

品質

中古である以上、理想通りの品質ではないことのほうが多く考えられます。とくにネットでの購入の場合には、届くまで現物を確認することができませんので、頼りになるのは説明文や画像のみとなるでしょう。購入後のクレームなどはトラブルになる可能性もありますし、少なからず労力が必要となるのでできるだけ避けたいものです。購入前に納得がいくまで確認することをおすすめします。とくに臭いなど見た目ではわからないような部分についてはしっかりと確認しておくといいでしょう。

リペアの有無

中古品を販売するにあたり、リペアの有無は確認すべきです。リペア済みであれば、リペアをして今の状態ということになるのでその点も購入の判断材料となるでしょう。反対に、リペア未実施であれば、購入後にリペアすることでより良い状態で使用することが可能となります。リペア工場のある店舗であれば、十分なリペアを施している可能性が高いです。一方個人の方からの購入の場合には、未実施である傾向にあります。

サイズ

家具はサイズがとても重要です。店頭や画像、寸法などで確認する限りでは問題ないと思っていても、実際に搬入した際にイメージと異なるということは多いです。部屋まで運べないケースも少なくありません。とくに中古の場合では完成品が納品されるので、新品のように分解された状態で梱包されているはず、という思い込みに注意しましょう。

修理は専門業者へ依頼しましょう

中古品を購入した際、あるいは購入後に使用していくなかで修理の必要が出てくることも考えられます。和家具には寿命がありますので、修理ができる内容であれば修理することで使い続けていくことが可能となります。その際には決してDIYはしないようにしましょう。

 

和家具の存在は、材質や精度によって確立されているものです。見た目としては同じであったとしても、本来のものとは異なるもので修理をすることで価値を失ってしまうことがあります。たとえば漆でなければいけないのに、同系色の塗料を使用してしまうなどです。それでは修理ではなくもはや改造になってしまいますので、専門的な知識とスキルを兼ね備えた専門家に依頼するようにしましょう。

まとめ