桐箪笥を中古で購入する際の注意点やメリットについて!詳しく解説

桐箪笥を購入する際ですが、新品あるいは中古のいずれかの選択肢があります。新品はやはり良いものですが、予算の関係やその他の理由で中古での購入を検討されるケースも少なくないでしょう。そこで今回は、桐箪笥を中古で購入する際の注意点やメリットについてご紹介いたします。中古でも良いものを選べば、長く使い続けられるでしょう。

新品と中古の選択基準

まず新品と中古どちらで購入するのかの判断をするわけですが、その基準としては以下が挙げられるでしょう。

入手できる可能性

通常家具を買うとなった場合には、新品を選択される方がほとんどでしょう。誰も使用していないまっさらな状態ですのでそれは当然のことでしょう。しかし、桐箪笥のように数え切れないほどの種類が存在している和家具の場合ですと、そうともいい切れません。たとえば手に入れたい桐箪笥が決まっていた場合です。桐箪笥であれば何でもいいというのであれば、新品は当然選択肢に入るでしょう。

 

しかし、手に入れたいという桐箪笥が決まっており、それが生産終了等により新品では手に入らないものであれば、中古しか入手する術はないことになります。このように入手できる可能性がどうかによって選択するというのが一つの基準となります。

予算の関係

予算に関しても選択の基準に大きく影響するでしょう。予算が無制限であれば、代金のことを考えなくてもいいので、見た目や直感など、いいと感じたものを購入することが可能です。しかし実際には予算が決まっている方がほとんどです。予算内でかつ納得がいく桐箪笥を手に入れるということになりますので、新品では予算オーバーしてしまうという場合も十分考えられます。

 

新品でも予算内に収まる場合にはまた悩んでしまいますが、予算的に新品は難しいのであれば中古一択ということになります。

中古のメリット・デメリット

桐箪笥を中古で購入することによるメリットやデメリットに関しても気になる方は多いのではないでしょうか。代表的なものは以下となります。

メリット

桐箪笥はもともと非常に頑丈で再生しやすいものですので、リペアをしっかりとしていればたとえ過去に使用されたものであっても品質としては問題がありません。有名なブランドのものなどを格安で手に入れられるのも大きなメリットとなります。

 

製造された時代によってもデザインなどに違いがありますので、特定の時期に製造されたものでしか味わえない見た目や存在感、美しさを手に入れることができるばかりか、それが定価よりも格安なので中古には多くのメリットがあるのです。

デメリット

デメリットとしては、やはり誰かが使用しているものであるというのが挙げられます。基本的にものを購入する際は新品でという方がほとんどでしょうし、それは桐たんすに関しても変わらないかもしれません。桐箪笥はたしかに効果なものではありますが、この先何十年も大事に使うと決めたものであれば、それだけの金額に妥当性を感じるという方もいらっしゃいます。傷などもなく、リペアをしていないまっさらな状態でないと嫌という方にとって、中古は合っていません。

購入の際の注意点

メリットが数多く存在している中古品の桐箪笥ですが、購入するにあたって注意しなければならないポイントがあります。それは修理の有無です。それがどんなに貴重なものであったとしても、修理を一度もしていない場合にはそのまま購入してすぐに使用できない状態のものも多く存在します。

 

人によっては傷やよごれ、へこみなどが合ったとしても実用面に影響がなければ気にしないという方もいらっしゃいます。事前に確認することでそういった状態のものを手にするリスクは軽減されますが、ご自身の目で実際に確認しない限り不安を拭えないのではないでしょうか。

 

ネット上での購入の場合には特に思っていた状態と異なっているという問題が発生しやすいでしょう。どれだけ画像で映されていたとしても、現物を目視で確認することが何よりの情報収集となるのです。同じ価値観の方が売っているのであればそこまでの問題ではありません。同じものを見ても主観で評価が決まっていますので、そこでズレが発生してしまうと購入した際に落ち込むことになってしまいます。

 

店頭での購入であれば店員の方もいますので、納得がいくまで確認も可能ですし、状態のチェックも一目瞭然です。

修理前提で購入する

中古で購入した際ですが、状態は物によっても異なるでしょう。そのまま使用することに問題がないものもあれば、リペアをしなければ使用できる状態ではないこともあります。どちらに該当するのかは実際に購入してから使用してみないことには判断が難しいでしょう。そこで修理前提で購入するというのが中古で桐箪笥を手に入れるための最短ではないでしょうか。

 

問題がなければメンテナンス前のチェックができたということでプラスになりますし、問題があった場合にはそれがどうしても手に入れたいものであれば、修理をすればいいだけです。修理しない場合には、支障が出る可能性は高くなります。事前に修理をする場合に依頼する先さえ見つけておけば安心です。想定していたとおりに修理をする必要が出たとしても、購入後すぐにその修理業者に依頼をするだけですので、実際に室内に設置して使用開始するまでもスムーズです。

まとめ

中古は決して悪いものではありません。むしろ中古だからこそ手に入れられる一品もありますので、ご自身にとってどちらが良いのかを検討した上で購入しましょう。中古の場合には新品よりも修理が必要になる確率は高いので、もしものときには「小林宝林堂」までお気軽にご依頼ください。経験や知識豊富な職人が丁寧に対応いたします。まずはお問い合わせください。

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